Après-midi

ポポとかなえたいこと

犬を愛するすべての
ひとたちに贈る。
これは愛のおはなし。

ななちゃんの夢は犬のポポと飛行機に乗って
一緒に旅をすること。
一緒に海辺でホットドッグを食べること。
お互い100歳になるまで一緒にいること…。
でも、やがてななちゃんとポポにお別れのときが訪れます。

「あなたがいない まいにちは とってもさみしい」
そんな ななちゃんに届くポポからのメッセージとは。

大切な存在を失った時の、その暗い悲しみの時間の中でさえ、
愛した日々は未来を照らしつづける。
愛犬家の作家2人の初タッグによる、
いのちへの愛に溢れた渾身の一冊。

こどもたちにとって最も身近な動物である犬との別れと絆を、
やさしく語りかけるような言葉と
色とりどりのイラストで綴ります。

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絵本の売上の一部は、公益社団法人アニマル・ドネーションを
通じて全国の動物福祉活動を行う団体に寄付されます

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『ポポとかなえたいこと』

文:シャハニちあき 絵:ウェイシュエン/Wei Hsuan
デザイン:しんご  企画・編集:根本峰希(YAMAVICO HAUS)
協力:岩崎由美、公益社団法人アニマル・ドネーション
出版:アプレミディ

発売日:2024年11月1日(ワン・ワン・ワンの犬の日)
サイズ:B5変形判(H190mm×W250mm)
仕様:30ページ/4C/上製本
ISBN:978-4-910525-04-4
価格:1,800円+税(1,980円)

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ワンワンダイアリー

巻末には、みんなが寄せた
犬との忘れられないエピソードをまとめた
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MESSAGE
/PROFILE

物語を執筆した
シャハニちあきさんからの
メッセージ

かつては「ペット」だった犬や猫は、今や「家族」「息子」「娘」「パートナー」として現代を 生きる人間の暮らしや人生に深く関わり、かけがえのない存在となりました。犬や猫を飼っていなくても、その存在に癒される人たちはたくさんいます。

この本を読んでくださる子どもにも大人にも、犬・猫たちの「小さな命」が人間に温かな記憶と豊かな学びを与えてくれていること、また命が消えていったとしても、その体験を通して彼らが人間に計り知れない愛を伝えていることに気づいてもらえたらと思います。

ウェイさんの絵が、少女と犬の間に芽生えた温かな愛と絆を彼女の世界観で軽やかに表現してくださることで、いっそう微笑ましい物語となり、悲しみで終わらない、心温まる読後感が読者を包み込むことでしょう。

シャハニちあき(文)

PETAL 代表・スパイス料理研究家・コピーライター
兵庫県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、コピーライターとして活動し、東京コピーライターズクラブ新人賞を受賞。その後、企画プランナーとしてキャリアを積む。インド人パートナーとの出会いをきっかけに、インドの女性自立支援と伝統工芸支援に取り組む。子育てを通じて再発見したスパイスや発酵食、そして器の魅力を広めるため、「Nourish your mind and body」をコンセプトにしたラボラトリー「PETAL」を設立。

イラストを描いた
ウェイシュエンさんからの
メッセージ

2022年末、愛犬のベリちゃんが他界しました。14年近く家族と共に過ごしてきたベリちゃんが動けなくなった時、本当に親しい家族を失ったような悲しみを感じました。

ペットを飼っている人は、いつか必ずペットと別れる日が訪れると思います。その悲しみをどうやって生きる勇気に変えていくかを、この絵本を通じて伝えたいと思っています。

犬は老いや病気から解放され、自由な天使になりました。ペットの姿が消えても、私たち飼い主がペットから受け取った愛は、永遠に消えないと思います。

ぜひ読者の皆さまにもその気持ちを感じて頂けたら嬉しいです。

ウェイシュエン /
Wei Hsuan(絵)

台湾出身、東京在住のイラストレーター。
鮮やかな色彩と伸びやかなタッチで動植物や日常風景を描く。
日本と台湾を拠点に展示やイベントに参加する傍ら、雑誌、雑貨、アパレル、陶芸など幅広い分野で活動。American Illustration、2021年と2023年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選。旅行、自然、本、グルメが好き。


しんご(デザイン)

小さい頃から絵を描くのが好きで、その延長でずっとものづくりを続けて今に至る。
今は、デザインの仕事をしたり、自分の作品を作ったり、遊びを大切にしながらいろんなものをつくっている。
本書のデザインを担当している。

COMMENTS

この世で一番大事なのは、
思い出をたくさん持つこと。
犬はそれをこれでもかと与えてくれる。
僕は自分の犬に『100年生きてね』
ってずっと言い聞かせています。

やついいちろうさん お笑い芸人(エレキコミック)

犬と暮らしているひと、
犬がこころに住んでいるひと、
犬とともに生きるたくさんのひとに
読んでもらいたい一冊です。

つづ井さん マンガ家 
(『裸一貫! つづ井さん』『老犬とつづ井』)